田舎活動家兼Real&Genuineがコンセプトのクリエイターです。読み方はリージェニージャパンで造語です。ブランド&活動ハンドルネームです。海、山、自然、田舎、をテーマにした創作活動。古民家再生、里山竹林整備などの対外活動を実施。田舎生活、田舎体験の情報発信と体験の仲介も実施!様々な活動を日記ブログとして記録していきます! 以下のキーワードに共通する方は、ぜひ当ブログを覗いてください!! (狩猟・猟師・古民家再生・家庭菜園・農業・里山整備・竹林整備・自給自足・釣り・山菜・自然・田舎・ジビエ・アパレル・雑貨・デザイン・地域貢献・田舎生活・移住)
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どうも、Rea-Jenee Japan(リージェニージャパン)です。
猟師になるには
ー狩猟の世界に入るきっかけと猟師になるまでー
2 猟師になるためにへ
僕が狩猟免許を取ったのが2019年8月です。猟師になろうと決めたのが2018年の10月頃です。
決意してからすぐに、ネットで色々と検索したり、知り合いから情報収集したりしました。免許取得のための試験のこと、猟師になるための税金や保険加入が必要なこと。免許にも種類が色々とあること。猟友会という狩猟の団体があること。
これから猟師になろうという方が、心配されてることと。猟師になった僕が、そういう方にアドバイスしたいことは恐らく違っていると思います。最初が肝心なので、批判覚悟でストレートに意見を書きたいと思います。
まず、これから猟師になろうと考えている方は、おそらく狩猟免許のこと、試験の内容や問題のこと、そういったことを第一に考えて、どうやったら免許を取れるのか調べたり、試験勉強を頑張ろうとして時間や労力を割く方が多いと思います。まず免許を取って、猟友会に入ったら、きっとベテラン猟師さんが色々なことを教えてくれて、猟にも一緒に連れていってくれるだろう。そうやって、技術や知識を磨いていこう、だからまずは免許を取ろう。僕自身も、はじめはそういう考えでした。でも、こういう考えの方は9割ペーパーハンターで終わってしまいます。
大事なことまず、1つ。
試験は、ほぼ誰でも合格できます。猟友会が主催する講習会を受講して、きちんと講習を聞いていれば、99%合格できます。原付免許よりも簡単です。なぜなら、悪しき習慣なのでしょう。県と猟友会はズブズブの関係と思われます。講習の内容は、「試験の答えやん!」とツッコミたくなるような内容です。試験の内容について悩む必要はないです。試験と講習の日程と申し込みだけ忘れないようにしてください。
そして2つめ。
猟友会は狩猟の技術については何も教えてはくれませんし、教える義務もありません。
猟友会の講習を受けて、試験に受かって、猟友会の入会の案内があって入会する。その流れで猟期が来たら、なんとなく猟友会が主体になって猟に連れて行ってもらえるような感じがするのですが、実際は何もありません。いつの間にか猟期がはじまり、慌てて罠を準備しようとするが、買うか、作るか、どちらにしてもお金がかかる、どんな罠がいいかもわからない。そもそも、どこの山に仕掛けていいのか、いざ獲れたらどうやって処置すればいいのか、わからないことだらけで、不安に思っているうちに前に進めない。
結果、猟期は終わってしまい、やる気はあったのにペーパーハンターで終わってしまうという方が非常に多いです。試験の内容と実践で必要な知識や技術が乖離しすぎていて、免許を取ることに必死になっていた方は、大切な技術や知識の準備がないままに猟期を迎えて、そして何もしないまま猟期が終わってしまいます。
猟師になるには vol.1
猟師になるには vol.2
猟師になるには vol.3
猟師になるには vol.4
猟師になるには vol.5
どうも、Rea-Jenee Japan(リージェニージャパン)です。
猟師になるには
ー狩猟の世界に入るきっかけと猟師(罠猟)になるまでー
ー 古民家再生のボランティアと害獣による農業被害 ー
僕は、自然に囲まれた田舎が好きです。老後は田舎に移住して、のんびり暮らしたいと漠然と考えていて、なんとなくネットで田舎スキル(※僕の造語です)を磨く機会がないかを探していたところ、兵庫県の三田市で築200年以上の古民家を再生するというボランティア募集(※補足)を見つけ、応募することにしました。
そこで、古民家の再生をお手伝いしつつ、田舎スキルを磨いていこうと思い月数回ほど休日に通う日々が始まりました。そこのボランティア団体には色々な人が参加しており、共通してみんな田舎や自然が好きということ、自分と同じような感性を持つ人がこんなにいるんだと嬉しく思いました。清掃・片付けといった簡単な作業から、漆喰塗り、植木の剪定・草刈りなど初めて経験する作業、電気配線の修繕など本業のスキルが役に立つような作業など、とても有意義に時間を過ごしていました。植木の剪定や草刈りは、将来必要になると思うと、そのスキルが身につくことで田舎暮らしが近づくような感覚でした。
半年ほど通ったある日、ボランティア団体の代表から電話があり、唐突に狩猟に興味ないか?と聞かれました。男ですから、ないことはないです。機会があるのならやってみたいですと軽い気持ちで答えた記憶があります。これが僕が、狩猟の世界に入る第一歩でした。
後日、代表から狩猟に関する詳しい説明がありました。ボランティアの人数が増えてきたので、いわゆる田舎問題(空き家問題、放置山林・竹林問題、休耕地問題、害獣問題)の解決へ動いていきたいという内容でした。今まで、古民家再生は空き家問題へのアプローチだったんですが、それ以外の問題にもアプローチしていきたい、という代表の意見に賛同する形で狩猟を始める決意をしました。
漠然と農村の害獣問題については理解しているつもりでしたが、狩猟を始める決意をしてからは農家の方と話す機会も増え、今まで気づかなかった小さな農業被害なども目に付くようになりました。なんとなく見ていた被害のことも、農家の話を聞いてから見ると、思っていた以上に深刻で、農家は大変苦労されていることを知りました。そして、害獣対策のためのネットや柵に数万~数十万というお金がかかっていること、頻繁にメンテナンスが必要で管理が大変だということ、それでもネットに絡まる鹿がいたり、鉄柵を壊して畑に入る猪がいること。柵を壊された上に、育てた野菜を文字通り根こそぎ食べられる。また、絡まった鹿を処分したり、ネットの修繕をするのに無駄な時間と労力を割いたりする必要があること。とにかく、田舎の農家は害獣対策のために通常の農作業とは別に、多大な時間、費用、労力がかかっています。
話を聞かせてくれた農家の方の「1頭でも多く捕ってくれ」と言った、その目が全然笑ってなくて、とても印象的でした。僕達の感覚で言うと、鹿や猪も害獣とは言え生き物ですので、最初は可哀想だと思う感情がありました。奈良公園の鹿の延長線で考えていると、農家の方々とのギャップに驚かされます。農家の方々は、鹿や猪のことは「あいつら」とか「あんなもん」という表現をする方が非常に多いです。それ程、被害に苦しみ、悩まされているということなんだと実感しました。それ以降、僕自身なんとなくで始めようとしていた狩猟に対して、強い責任感と使命感を持つようになりました。
そして、漠然とした狩猟やってみたいなという興味から、駆除という目的で、田舎問題の解決に少しでも貢献するという目標を持って猟師を目指すようになりました。
そして、翌年の狩猟免許取得を目指して、色々と調べたり、勉強を始めることとなります。
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どうも、Rea-Jenee Japan(リージェニージャパン)です。
猟師になるには
第1章 ー狩猟の世界に入るきっかけと猟師(罠猟)になるまでー
まず、始めに。必ず読んでいただきたいことです。
この猟師ブログは、池ちゃん(2021年現在、猟師歴2年、師匠なし)の猟師になるまでと、猟師になってからの活動を主としたブログです。これから、狩猟を始めたいと思っている方。狩猟を始めようとしている方。すでに狩猟を行っている方。それから、害獣被害に困っている農家の方々。猟師や農家でなくても、興味のある方。新人からベテランまで、色々な方に読んでいただき、ご質問、アドバイス、遠慮なくお願い致します。僕がわかることは全てお教えします。できれば、読者の皆様の方がお詳しい場合は、アドバイスぜひお願い致します。そして、40代の新米猟師の成長と、活動成果を一緒に見ていただき、支えてくだされば嬉しいです。
そして、人材不足の猟師の世界に一人でも若い猟師が生まれることを期待するとともに、僕のブログや活動によって、猟師になりたいと思う若い方のお力になれたらいいなと思います。
また、狩猟につきましては、賛否両論ご意見があるとは思いますが、僕は狩猟するにあたり動物の命をいただくということに対して、長い時間を費やし調べたり、勉強したり、色々な方の話を聞いたり、深く熟考した上で狩猟をするという結論に至りました。決して動物の命を軽く見ているわけではないですし、決して軽い気持ちで活動しているわけではないです。このブログの場で、狩猟の是非については議論する予定はございません。反対の方の、お考えを否定するつもりも全くございませんが、このブログでは狩猟に対して前向きな方との意見交換や情報交換に限らせていただきたいと思っています。あらかじめご了承ください。
人は先祖代々、大自然の色々な命をいただき、人の命を今に至るまで繋いできました。スーパーに並ぶお肉や野菜をお金を出して買うことで、そういった感覚が薄れている現代においても、実は人が命を繋ぐ為には他の命をいただくという行為は必要だと考えています。
これらのことを踏まえて、僕の狩猟ポリシーとして、無意味な殺戮を行わない、いただく命に対して最大限の感謝と敬意を表して、時間と技術の許す限り有効活用するということを決めています。
少しずつではありますが、ブログ更新をして情報発信していきたいと思います!!
よろしくお願い致します。
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