どうも、Rea-Jenee Japan(リージェニージャパン)です。
これから狩猟免許を取ろうとする人がよく悩むのが
どの免許を取ればいいのかということです。
銃と罠では、狩猟のスタイルや目的も変わってくる部分が多いので
ぜひ参考にしてください。
銃による猟の特徴
猟師自らが山の中に入っていく攻めの狩猟です。射撃の経験者で、銃での狩猟をする人なども多く、年配の方は古くからの名残で趣味や娯楽としての狩猟の感覚が強いです。また捕獲対象が様々で、ライフル銃であれば熊(地域により異なる)も狙えますし、散弾銃で鳥を狙うこともできます。
メリット→
猟が1日で完結するので予定を立てた活動ができます。仕事をしながら週末猟師などで行うことができます。猟銃で狩猟をする場合は、捕獲対象を選ぶことができます。巻狩の様に複数人でも活動できますし、忍び猟の様に単独でも活動が可能です。鹿や猪はもちろん、熊や鳥など様々な獲物が狙えます。
デメリット→
猟銃を使用する場合、厳格な規定があり行動が制限されますし、弾の管理なども必要です。発泡する場所にも厳しい規定があるので注意が必要です。訓練費用や銃の維持費と時間が非常にかかります。獲物の肉を食す場合は、相当な技術で適切な箇所をヒットしないと体内に血が残ったり、肉の破損が大きくロスが増えてしまいます。また、山の中を歩き回ったり、獲物を追いかけたりするので罠猟よりも体力が必要です。
罠による猟の特徴
山の麓で、人里へ降りてくる獲物を狙う待ちの狩猟です。田畑を守るために駆除の要素で行う農家猟師が多いです。また、銃猟に比べると体力的なメリットも大きいので銃猟から罠猟へ変わる高齢猟師さんもいます。低コストでできることから、新米ハンターの窓口になっている側面もありますが、見回りなどが大変でペーパーハンターになることが非常に多いです。肉の品質を優先する場合は、罠猟で行う猟師が多いです。
メリット→
獲物の肉を食す場合、破損先が足先に限定されるのでお肉を有効活用できる。猟銃と比べると費用が圧倒的に安いです。活動は1人〜大人数まで、比較的自由です。罠設置場所が、捕獲場所なので狩猟の活動場所を選ぶことができます
デメリット→
罠設置以降は、毎日の見回りが必要になり捕獲のタイミングは選ぶことができないので普段から自由に動ける人でないと、スケジュール調整が非常に困難です。鳥を罠で狙うことはできませんし、意図しない獲物がかかってしまうことがあるので労力だけ奪われることがあります。
僕の個人的な意見によるまとめとオススメ
狩猟の目的により、どの免許をとるかは変わるので一概にこうですと決めるの難しいです。
射撃の延長と考えるのであれば、もちろん銃猟ですし、鳥や熊を狙うのであれば銃猟でなければ難しいです。ジビエ料理にお肉を活かしたいということであれば罠猟の方が肉の品質は守られます。農家で自分の田畑を守りたい、もしくは困っている農家を助けたいというのであれば、より田畑の近くで場所を選んで捕獲できるのは罠猟です。
僕自身のお話をすると、農家さんを助けたいという思いから狩猟免許を取ることを考えたので罠猟を行っています。ジビエに詳しい知人の料理人に解体なども教わり、お肉もなるべく有効活用できるように取り組んでいます。罠で大きな獲物を捕獲した時は、銃で止め刺しできたらいいなとよく思います。
お金や時間に余裕がある方であれば、銃も罠も両方というのも選択肢としてはあると思います。
皆さんの狩猟の目的を考えて、どの猟方(免許)を選ぶか検討してください。
また、全国では
体験イベントなどを実施している猟友会、任意団体もございます。
ご自分の地域で、そのようなイベントに参加して体験してみるのもいいと思います。
僕も大阪の能勢で時々、知人の猟師と体験イベントなどを実施しています。
もし、興味がございましたら遠慮なくコメントください。
「狩猟体験イベントについて」
「猟師になるには」
「狩猟免許の種類と特徴」
「ジビエ料理について」
「猟師の高齢化」
「猟友会とは」
「銃猟と罠猟の違い」